湖南市からのお知らせ

令和8年8月21日定例記者会見

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

【発表内容】

1. 開会および市長あいさつ

司会:

それでは定刻となりましたので令和8年9月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。

はじめに本日のスケジュールですが、本日、市からの資料提供は1件です。資料の概要を市長より説明をさせていただき、これに対し質疑をお受けいたします。質疑の内容により、担当が説明の補足をさせていただきますこと、ご容赦願います。恐れ入りますが、この後、市長は公務がありますので20分をめどに一旦記者会見を終了させていただき、そのほか資料提供の内容で質問がございましたら担当が残っておりますので質問いただいますようお願いいたします。それでは早速始めさせていただきます。

市長よろしくお願いいたします。

 

市長:

皆さま、こんにちは。お集まりいただきありがとうございます。厳しい残暑が続いております。

先日17日、本市のコミュニティバスによる人身事故につきましては、被害に遭われた方、また、市民の皆さまにお詫び申し上げます。

このたび、千葉県での豪雨災害により大きな被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。救命・救助、復旧活動にあたっておられる関係者の皆様に深く敬意を表します。

また、熊本地震に伴う被災地への支援につきましては、このたび熊本県宇城市へ職員を派遣することといたしました。

派遣期間は、8月24日から31日までの8日間で、業務内容は「宇城市における住家被害認定調査業務」となります。被災された方々が一日も早く復旧に向けた手続きを進められるよう、本市職員が全力で支援にあたってまいります。

こうした遠い地域で起きた災害を他人事と捉えるのではなく、自分事として備えを見直す機会とし、市民の皆様とともに防災・減災の取組を進めてまいります。

さて、8月27日に開会される市議会9月定例会に提出させていただきました議案は、令和7年度歳入歳出決算の認定を含む31件です。

今定例会においては、新庁舎整備に関わる予算案(令和8年度湖南市一般会計補正予算)をお諮りします。

その、本市の新庁舎整備事業については、本市の将来を見据えた重点事業として、これまで、議会や市民の皆様と真摯に議論を重ね、取り組みを進めてまいりましたが、今般、実施設計がまとまったことから、補正予算案として133億円余の債務負担行為を計上させていただきます。

令和7年3月に策定した庁舎整備基本計画では、概算事業費を約125億円としておりました。その後、面積の精査など、可能な限り事業費の削減に努めてまいりましたが、昨今の物価・労務単価の上昇等により、現時点では、ネットワーク関連経費等を含め、全体で167億円程度の事業費を見込んでおります。

現在の庁舎は、耐震性能の不足や施設・設備の老朽化、狭隘化、庁舎機能の分散など、様々な課題を抱えております。新庁舎は、災害に強く、新しい時代に対応した行政、防災の拠点として整備するとともに、単に行政機能を集約するだけの建物ではなく、湖南市の新たなまちの顔となることを目指しております。

新庁舎を核として、図書館、甲西文化ホール、森北公園、庁舎前広場などを一体的に活用し、マルシェやイベント、市民活動など、多世代が集い、交流し、学び、にぎわう新たな中心拠点を創出してまいります。

市役所に用事がある人だけでなく、図書館で学ぶ人、公園で遊ぶ子どもたち、文化活動に参加する人、高校生や若者などが日常的に訪れ、「市役所へ行く」だけではなく「あそこへ行く」とも言っていただける場所にしたいと考えております。

大きな事業費を伴うからこそ、建設して終わりではなく、完成後、将来にわたり、市民の皆様に活用していただき、価値を生み出し続ける場所となるよう、将来の財政負担を十分に見据え、持続可能な財政運営との両立を図りながら、市民の皆様に「建ててよかった」と思っていただける新庁舎となるよう、取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 

司会:

続きまして、本日提供させていただく資料を説明させていただきます。本日皆様にご案内する資料については1件です。市長お願いいたします。

 

市長:

「令和8年9月湖南市議会定例会提出案件」について、今回提出する案件は31件でございます。内訳は、議案として、条例の改正が8件、補正予算が6件、決算の認定が8件、人事案件が3件、その他の案件が6件で、合わせて31件です。以上が、9月議会に提出させていただく案件でございます。

資料提供につきましては以上でございます。

 

3. 質疑応答(資料提供案件)

司会:

資料の説明は以上です。質疑に移らせていただきます。

「令和8年9月湖南市議会定例会 提出案件」についてご質問承ります。ご質問ございますでしょうか。

 

記者A:

図書館で学ぶ人っていうのが、ここにあるんですよね。図書館のありようが、今まさに審議されているところであるということなんですけどね。事実上、市長は政治家のどうしても取れるというこれ一般論で言いますけれども、政治家というのは大体どうしても取れるような言い方をされることがあるんですけれども、要するにこれは結論を出さずに自由に議論してもらいたいというようなことをおっしゃっていたいうわけです。いかにも政治家的な発言だと思うんですけども、実際に委員会の方で私も傍聴したんですけれども、事実上、事務局がはっきりと石部図書館を廃止して集約するということをはっきりと言ってるんですよ。ますます甲西文化ホールを核としてということは、事実上これは石部図書館を廃止するんだというふうに見ていいでしょうか。

 

市長:

記者が傍聴されたのが図書館協議会であると考えています。今、進んでいるのが「湖南市図書館基本計画策定委員会」です。報告を受けておりますが「2館を1館に集約する」という方針については提示しています。そのなかで湖南市全体の読書環境をどうするのかということについて、現在、策定委員会の中でご意見をうかがっているところです。方針としては示しております。

 

記者A:

はっきり言いますと、石部図書館のこういうことを打ち出した時点で廃止ということですか。すごくオブラートに包んだようなおっしゃり方が聞こえるんですけれども。

 

市長:

市が掲げているのが石部図書館の廃止、そのあとのことですね。1館がなくなるということですから、そのために、湖南市全体の読書環境をどうすればいいのかというところで現在、図書館基本計画の委員会で一生懸命議論いただいて、本当にそれこそ意見として2館を1館にということが本当にいいのかということも、このご意見もいただいています。それこそ先日ですけれども本当に闊達な意見があったということで、それをまたしっかりと捉えさせていただきたいと思います。

 

記者A:

ありがとうございます。その意見なんですけれども、要するに私もあの記事でも書きましたし、始めから枠組みを決めた上でやってしまうと議論にならないというようなことをおっしゃっていた委員がおられました。闊達というのは先ほど市長もおっしゃいましたけれども、初めから結論ありきというのは、もうご意見拝聴。一応、住民の意見を聞き置きましたというふうな言い方に聞こえるんですよね。結局、多分そういう方向になっていくのではないかと推測されるのですが、それではちょっとあまりにも文化行政としてもう少し考えてもいいところがあるんじゃないでしょうか。行政効率だけで進めることに関して、ちょっとあまりにもお粗末と言わざるを得ないと私は思いますが、いかがでしょう。

 

市長:

図書館基本計画策定委員会のなかで、「ではどうするのだ」というご意見、まだいただけてないというふうに思ってます。今後、湖南市の読書環境全体をどうするのかというご意見はこれから出てきますので、そのあたりを私は期待をしているところです。

 

記者A:

読書環境ってぼやっとした言い方なんですよ。はっきり言って2つを1つにするというだけの話だと思うんですよ。いろいろ含みを持たせていますけれども、やっぱり2つが1つになるんだって。一方のところで、図書館がなくなってしまうというところがある。先日、他市のことで比較にならないと思いますが、信楽図書館というところで戦争歴史を含め調べているんですけれども、そこへ行くとカウンターのところに布絵本がたくさんラックにぶら下がっているんです。所狭しといろんなものが置かれている。その布絵本は全国コンクールで優勝したという実績もあると。そういうものも貸し出されているということなんです。図書館の方に聞きますとボランティアの方がいろいろな本を置いて行かれるということで、そこでいろんな人の交流ができるんですという話を聞いています。ところが、ここの図書館は半年ほど閉めなくてはならないと、どういうことですかと聞くとエアコンの故障で修理のためしばらく閉めなければならない。でもなくなるよりいいですよねっていう話をしていたんです。図書館の委員会の中で甲西図書館のリニューアル案とかいろいろ出でいましたけれども、ただ本を読む場所だけではなくて交流の場をいかに演出するのかというようなことを言っているんですけれども、そんなことはまちの図書館があれば、先ほど信楽図書館のことを出しましたけれども交流の場はできるんですよ。ないとそこでできなくなる、これが目に見えているわけですよ。甲西図書館をリニューアルするけれども、この言葉にはっきり言って僕はちょっと騙されたくないなと思います。そんなにお金をかけなくたってそこの場所で地域の図書館の方々が工夫を凝らして、あるいはまちのボランティアの方々が、休館になるときにこれをどうしようかなと一緒に考えてるというんです。これは図書館とまちが生きている好例だと思います。おそらく石部図書館もそういう存在であろうと思われるんです。それをあっさりね、しかも市庁舎と同じような、やるということ自体がなかなか厳しいものがあるんじゃないかと。他の先進事例があったのかということ聞いているんですが、先進事例というのは参考としてあげられませんでした、事務方の方は。県内では少なくともこうした事例はない訳なんです。最初に湖南市の文化行政というものは文化・教育ですよね。文化・教育の所謂レベルっていういい方はしたくないですけれども、あり方を示す試金石だと思ってます。行政がどのような判断を示されるかどうか分かりませんけれども。初めから枠組みありきでやっているっていうのは委員に対しても市民に対しても私は大変失礼だと思うんですよ。ここに図書館というのを設けている、所謂、庁舎の話と同一レベルで語るには無理があるのではと思います。ただ、甲西図書館のリニューアル、これに連動した話と受け止めてよろしいですね。

 

市長:

甲西図書館のリニューアル、先ほど記者がおっしゃいましたけどお金をかけて何か立派なことをするのではなくて、いろいろなボランティアの知恵だったり、子どもたちや若者が集まるような、それは図書館でなくてもできるということだったかと思うんですけれども、今の甲西図書館をまずはリニューアル、これは甲西図書館をより良くする、たくさんの本を読む、借りる、これも大事ですけれども、甲西図書館へ行ったらお話ができたりとか、お話が聞けたりとかそういったところのリニューアル、これはずっと私も図書館協議会でもグループワークの中でいろいろなアイディアをいただく中で、「あ、そういうことなんだな」と、何か図書館自体を広げるとか、建物をどうこうするとかそういうことをおっしゃっているのではなく、いかに今ある建物の中で、人が本を読む、借りる、集える、そういう場所にしたいいんだというご意見をずっといただいておりますので、まず甲西図書館で実現するときかなと考えています。

 

記者A:

ありがとうございます。私は市長がおっしゃっていることも事務方がおっしゃっていることもストンと落ちないところがあります。言葉はすごくきれいなんですけれども、図書館というものは本がたくさん並んでいて、そこでいろいろなことを考える、そういう場所だと思うんです。後のことはたぶん読書環境とか何とかいうのは図書館があっての話だと私は思います。何が言いたいかというと、2つを1つにするということは物理的にこういうことは可能かどうか。バックヤードが、私が最初に出た初会合では話に出ていませんでしたが、これ、問題になってきますよ。結局、結論としては、どちらかにある本を、はみ出た本というものはいずれ廃棄しなければならない、処分されるという形になってくると思うんです。どんな本でも手に取って、背表紙がボロボロになったような本でもとっくに版権が切れたような本でもいろいろな新しい発見があるんですよ。書店では売っていない本もあります。その本の設定というのはそれをどのようにバックヤードに収めるか、どこまでそういうことが議論できているのかなと。私、たぶんできていないと思うんですよ。間違っていたらごめんなさい。その選定に関してはおそらく丁寧にされるのかなということは非常に疑問に思っています。どの本を残してどの本を除籍するのか。読書環境といいますけれども、それは図書館があって初めて成り立つ話だと思います。いかに2つを1つに、2館の分をなんとかほかでカバーする、たぶん私はできません。できません。まずできません。いろいろ電子図書館とかあるけどそれはそれ、あくまでおまけの話だと思いますよ。要するに図書館機能というのをやっぱり減らすんだと、文化行政レベルを落とすんだと、落としても仕方ないよねという、そこまでの覚悟があっての話なんでしょうか。

 

市長:

文化行政レベルを落とすという覚悟はまったくございません。

 

記者A:

嘘ですよ。

 

市長:

今、記者がおっしゃられたお話については今、策定委員会の中で同じような意見も出てくると思います。そのなかで、本の除籍だとかあるいは新しい本もどんどん買っていますので、そういったことについてもどうしたらいいのかということ、これも論議の中で意見を聞いていきたいと思っています。

 

記者A:

嘘ですよと申し上げましたけれども。物理的にそうだと思うんです。やっぱりその地域に立ち寄る場所があるのかないのかということなんですよね。近くにあって行くというのは、私の場合は水口に住んでいて水口に行きます。水口で足りないとことは信楽へ行ったり甲南へ行ったり、甲賀へ行ったりします。別にその甲賀市がいいとは言いませんけれども近いから足を運ぶ。これも委員に方がおっしゃっていましたけれども、ふらっと訪れて誰にも怒られずにゆったりできるというのは図書館しかないよねっていう話が出ていたんですよ。そこでやっぱりいろいろな本を眺めていろいろなことをやりながら、時にはそこで知り合いもできるでしょう。コミュニティも広がるでしょう。2つが1つになるということはどうしても文化行政に対して私は影響が大だと思うんですね。いかにカバーするのかと。恐らくやったところでそれは恥部を隠すだけのものでしかないと。私はそのように思うんですけど。

 

市長:

いかにカバーするのかとおっしゃいました。そのあたり今の読書環境をどうカバーするかというところ、本当にご意見がいろいろ出ています。それを参考にしたいと思います。2館が1館になってなくなった図書館の分、文化レベルが低くなるか、そんなことは絶対にしてはいけないことだと思っていますので、今後の議論に私自身も期待をしております。

 

記者A:

ありがとうございます。市長の政治家としての熱というのは分かるんですけれども、事務方が作った計画に対して目を通していきますとそういうものが全く感じられないという風に思います。新庁舎のところっていうのは、もう少し甲西図書館のリニューアルの部分に関してはもう少し余白を残してもいいのではないかというような気もします。私の質問は以上です。

 

司会:

ほか、質問ございますでしょうか。

 

記者B:

関連して。策定委員会の資料を見ると、最初から「2館を1館に」という1つの案しか提示されていません。市長は「委員の幅広い意見を聞きたい」とおっしゃいますが、庁舎整備の時はABCの3案を提示していましたよね。図書館に関してはなぜ複数案がなく、端から見ると方向性が決まっているように見えるのでしょうか。

また、公約では「図書館のリニューアル」を掲げていましたが、そこに「石部図書館の廃止」も含まれていたという認識でよろしいですか。

 

市長:

公約でのリニューアルは、まさに甲西図書館への集約を含めた機能強化を指しています。庁舎整備の際と異なるのは、図書館に関しては既にある個別施設計画という上位計画において、集約の方向性が示されていた点です。資料に1つの案しかないように見えるのは、市としてのベースとなる方針を明確に示しているからです。その上で、どういう運営なら受け入れられるかを議論していただいています。

 

記者C:

公約でのリニューアルは、まさに甲西図書館への集約を含めた機能強化を指しています。庁舎整備の際と異なるのは、図書館に関しては既にある個別施設計画という上位計画において、集約の方向性が示されていた点です。資料に1つの案しかないように見えるのは、市としてのベースとなる方針を明確に示しているからです。その上で、どういう運営なら受け入れられるかを議論していただいています。

 

市長:

総事業費としては約167億円を見込んでおります。主な特徴としては、防災拠点としての機能を最優先し、800人の帰宅困難者や避難者を受け入れられるスペースを確保します。また、免震構造の採用により、発災後も行政機能を維持し続けます。詳細は担当より補足させます。

 

管財契約課:

補足いたします。資料4ページから6ページに詳細がございます。9月補正で計上するのは新庁舎整備工事そのものの契約に係る債務負担行為です。

当初の整備基本計画では約125億円としておりましたが、昨今の資材高騰や労務単価の上昇を受け、精査した結果、概算事業費は167億円となっております。財源については、庁舎整備基金などの積立金と、地方債(市債)を活用いたします。市債の残高についても、令和21年度以降には目標値である250億円以内となるよう、計画的にコントロールしてまいります。

 

記者A:

最後に一点。新庁舎の建設場所ですが、現庁舎の南側駐車場ということでお間違いないですか。資料のどこに何が配置されるのか、後で図面を改めて提示してください。

 

管財契約課:

資料12ページの「配置図」にある通り、東庁舎南側の駐車場スペースに建設予定です。完成後に現在の東庁舎を解体し、外構工事等を行うスケジュールとなっております。後ほど詳細な図面をお渡しします。

 

5. 閉会

司会:

他にご質問がなければ、本日の市長定例記者会見を終了いたします。次回の定例会見は10月6日(火曜日)午前11時を予定しております。ありがとうございました。

 

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