湖南市からのお知らせ

令和8年6月2日定例記者会見

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

記者会見内容 (PDFファイル: 65.7KB)

(1)令和8年6月湖南市議会定例会 提出案件

資料提供 (PDFファイル: 236.7KB)

(2)市役所のベランダから始まる 「弥平とうがらしプロジェクト」が地域へ広がります!

資料提供 (PDFファイル: 188.7KB)

(3)地元のお米を使ったデザインのり巻きで チームビルディング研修を実施します‼

資料提供 (PDFファイル: 193.4KB)

【発表内容】

司会:それでは定刻となりましたので令和8年6月度の市長定例記者会見を始めます。

はじめに本日のスケジュールですが、本日、市からの資料提供は3件です。資料の概要を市長より説明をさせていただき、これに対し質疑をお受けいたします。質疑の内容により、担当が説明の補足をさせていただきますこと、ご容赦願います。質疑終了後に担当は退席させていただき、その後、他のご質問を承ります。それでは早速始めさせていただきます。

市長よろしくお願いいたします。

 

市長:本日お足元の悪い中お集りいただきましてありがとうございます。台風6号が関西にも接近しております。この台風の接近により本日、先ほど、災害警戒本部員連絡会議を開催し、先日5月29日に変更された「気象警報」について、この情報をもとに取るべき行動、準備等、確認をしたところで、引き続き台風の動向を注視していくとともに、市民の皆様には必要な情報が行き届くよう努めてまいりたいと思います。

さて、5月20日に栗東湖南インターの近くにできました滋賀県初となるヤマト運輸さんの「統合型ビジネスソリューション拠点」の開所式に出席させていただきました。たいへん大きな施設と最新の設備に感動していたのですが、何よりもうれしく感じたことは、会社の方とお話しをさせていただいた時に「湖南市は、京都、大阪、神戸、そして名古屋に近い。名神高速道路や新名神高速道路にもアクセスしやすく災害時の迂回路をとることもできるすばらしい立地条件と可能性のある場所なんです。」と湖南市の立地的な優位性を高く評価をいただきました。これは本当にうれしいことです。湖南市の立地条件については、私たち自身も最高だと自負しているのですが、改めてこのように評価をいただきますと、湖南市がまだまだ可能性のあるまちなんだと改めて認識する本当にうれしい機会となりました。

次にお手元の「広報こなん6月号」14ページ、そして23ページに掲載しているのですが、先月5月15日から17日の3日間、お隣、甲賀市の甲賀スタジアムで開催されたJDリーグ。女子ソフトボール日本最高位のソフトボールリーグで湖南市をホームタウンにされている日本精工のブレイブベアリーズさんの試合が行われました。試合の始球式とその試合の観戦をさせていただく機会をいただきました。

3日間で3試合、連日すばらしい試合をされ、ブレイブベアリーズさんは2勝1敗という結果となりました。相手はとにかく強い、ウエストリーグの首位を走るトヨタレッドテリアーズ戦だったのですが、私が観戦させていただいた日は、残念ながら1敗となったんですけど、それでも昨年の最優秀投手と対戦されましたが、大健闘をされる本当によい試合を見せていただきました。

プロ野球や高校野球など野球を観戦される方や、観戦する機会はたくさんあると思うのですが、ソフトボール、ましてやトップリーグのソフトボール選手が戦う様子はなかなか見る機会は少ないと思います。湖南市をホームタウンとする滋賀県唯一のチーム「ブレイブベアリーズ」を次に間近で見ることができるチャンスは10月9日から11日の3日間、同じく甲賀スタジアムで試合が行われますので、パワーやスピード感あふれるプレーをぜひとも間近で見ていただき、現在ウエストリーグ8チーム中5位で善戦するブレイブベアリーズさんを応援していただければと思います。

 

司会:続きまして、本日提供させていただく資料を説明させていただきます。本日皆様にご案内する資料については3件です。市長お願いいたします。

 

市長:1件目、令和8年6月湖南市議会定例会の提出案件についてご説明いたします。今回提出する案件は18件ございます。

内訳は、専決処分の承認案件として条例の一部改正が2件、議案として、補正予算が1件、人事案件が14件、その他の案件が1件で、合わせて18件です。以上が6月議会に提出させていただく案件でございます。

続きまして、環境経済部農林振興課より、市役所のベランダから始まる弥平とうがらしプロジェクトが地域へ広がりますについてお知らせします。この取り組みは市の伝統野菜や農産物に関わることで、湖南市の食の魅力を生かす地産地消の機運を醸成することを目的として先月の定例記者会見で紹介し、たくさん記事にしていいただきありがとうございました。本日はその続報となります。6月9日に三雲養護学校石部分教室で生徒が、10日には女子ソフトボールチーム、日本精工ブレイブベアリーズのホームグラウンドでも苗の植え付けを行い、この連携の輪を広めていくものです。私も10日のブレイブベアリーズによる苗の植え付けに参加する予定です。

本件の問い合わせについては、環境経済部部農林振興課となっておりますので何かございましたら、こちらにお問合せをお願いいたします。

3つ目です。こちらも環境経済部農林振興課より、「地元のお米を使ったデザインのり巻きでチームビルディング研修を実施します」についてお知らせします。

市では、令和9年に開催される「滋賀デスティネーションキャンペーン」に向け、庁内横断型のプロジェクトチームを発足しました。

この度、園田商事さんのご協力を得て湖南市のお米「こなんまい」を使用し、プロジェクトチーム参加職員が農業や地域の食文化について理解を深めながらのり巻きを作ります。この体験により、職員の地域への愛着と地域の魅力を自分の言葉で伝える力の向上を目指すものです。実施日時は令和8年6月23日、火曜日、午前10時から正午までの予定をしています。場所は湖南市保健センター2階、大会議室で行います。

本件の問い合わせについても、環境経済部農林振興課へお願いします。

 

司会:それでは資料の説明は以上でございます。ご質問を承ります。

まず一点目、令和8年6月5日議会定例会提出案件についてご質問をお願いします。ご質問はございますか。よろしいですか。

続いて市役所のベランダから始まる弥平とうがらしプロジェクトが地域へ広がりますについてご質問を承ります。ご質問はございますか。

 

記者A:今、市長がおっしゃったこうした取り組みについて、プレスリリースされているということなので、取材可能ということでよかったですか。

 

市長:はい。

 

記者A:わかりました。他社さんが記事を書かれていますけれど、弊社も弥平とうがらしのことについて、長めの記事を書いていますので少し遅れています。多方面でこれまでの取り組みをされてる保存会の方のお話とかを入れています。また、市長に言われて実際にじゅらくの里へ行きました。市長が言われていたソフトクリームがたいへん美味しかったです。そういうことなので本当に全く辛さを感じないというそういう話も入れておりますので、またこうした取り組みを、年間を通じて取り上げようと思いますので何か出していただければ。このような取り組みを行うというような細々したことでも、プレスリリースではなくても広報こなんでも結構です。出していただければ私も気づいていくので、またその辺りのところをお願いします。

 

市長:はい、了解しました。長く記事にしてもらえるように、情報提供いたします。

 

司会:ほかにご質問ありますでしょうか。では次に参ります。

地元のお米を使ったのり巻きでチームビルディング研修を実施しますについて質問を承りいたします。ご質問ありますでしょうか。

 

記者B:デスティネーションキャンペーンで、湖南市で魅力を発信するためのチームづくり、その前段階ということでしょうか。

 

総合政策部理事(市長特命推進室):ご質問ありがとうございます。今回、滋賀デスティネーションキャンペーンに向けて、湖南市庁内で職員に呼びかけこのプロジェクトチームを創設しました。現在16人の職員の参加のもと、この取り組みを進めてまいります。様々なイベントの情報発信などをしていくにあたり、いろんな部署のメンバーがチームには揃っておりますので、メンバーの意識を統一するために、このチームビルディングをまずやろうということになりました。今回これを実施する目的として、改めて湖南市のことを知り、湖南市の良さを感じようということで、地元のお米を使ったのり巻きを作るという行程を通じ、チームが一体感を出し、これから滋賀DCに向けて取り組みを進めていくというような形で考えているところでございます。

 

記者B:違和感があるというか、湖南市の職員が今さら湖南市のことを学ばないといけないのか。

 

総合政策部理事(市長特命推進室):メンバーは若手の職員ですので、例えば年金の関係などいろいろな分野で働いていると、なかなか湖南市の全部を網羅していると言うわけではございません。ですので、今回を機に湖南市のいいところを、職員にも改めて再認識してもらって、その流れでチームとしていこうというようなことでございます。

 

記者B:分かりました。最後に「各チームプレゼン」とはどのようなことですか。

 

湖南市地域活性化企業人:チームビルディング研修の講師を務めさせていただきます。このチームビルディング研修の流れの中で、まずはデザインを共通の目的に対してワークシートでデザインを検討しながら、実際にのり巻き作りに入っていくんですが、各チームに分かれて作業をした後に、のり巻きの断面を切ったときに、どのような断面が見えるのかというところを、各チーム皆さんで見て回るような形の時間をとっていくようになります。そのときに工夫した点などを話していただいたり、少しうまくいかなかったり、後々の見返りが一番大切な肝となってくるチームビルディング研修になりますので、このプレゼンで各チーム振り返る時間が有効に取れるようにというところの願いがあります。

 

記者A:要するにお米に限らず湖南市の農産物をいかに活用していくのかという働きかけをしていきたい。

 

地域活性化企業人:そうですね。食に関して取り組みをさせていただいております。

 

記者A:分かりました。

 

司会:ほか、ご質問ありますでしょうか。ありがとうございました。それでは資料についてのご質問はここで終わります。説明員は退出させていただきます。

続きましてその他のご質問を承ります。ございましたら挙手にてお願いいたします。

 

記者B:中東情勢の悪化の影響についてですが、湖南市の事業やごみ袋等、市民生活の影響はいかがでしょうか。

 

市長:中東情勢の悪化ということで、特に今ごみ袋の件が報道されていますけれども、市民に注意喚起というか、安心してくださいということでお伝えしましたのは、ごみ袋は甲賀広域行政組合の、私が管理者なんですけれども、十分に持ち分はありますので、いつも1袋買ってるところを2袋買うとかそういったことのないように安心してくださいねっていうことはお伝えをしてあります。

 

記者B:その他の公共事業や市民生活への影響は大丈夫ですか。

 

市長:市民生活への影響は非常に大きなものがあるということで推察はしております。例えば先日も中小企業等の補助金ですが、商工会を窓口にしたそういったものにつきましてやはり長い列ができたということがございます。物価高騰や電気代とか、いろんな光熱費とか、そういう心配っていうところは市民さん非常に大きなものがあるのだろうと。だから補助金についても並ばれて、申請をされたっていうことについて、先日その姿を見て実感しました。市に直接、中東情勢でこういうことに困っているんだっていう声が、例えば市長への手紙だとかそういったもので直接届いているということは、今のところございません。

 

記者B:もう一点よろしいでしょうか。台風が接近して災害警戒本部員連絡会議が設置されたということですが、現時点で気象台は注意報レベルという予報が出ていますが、この連絡会議はある一定の何かの基準に沿ってなのか、今回、新たな防災気象情報ができたからなのか。

 

危機管理局長:今回の災害警戒本部員連絡会議につきましては、特に台風接近時には、暴風警報が発令される恐れがあるというところが湖南市地域防災計画の中で定めていますので、その基準をもって、災害警戒本部を設置する前段階で見込みを共有したというわけでございます。改めて5月25日からの防災気象情報が変更になった部分についても共有を図るというところでございます。

 

記者B:防災計画に基づいてということですね。ありがとうございました。

 

司会:ほかにご質問ございますか。

 

記者A:教員と学校教育課長、教育長出身の市長ということで、教育のことでお伺いしたいんですけれども、教育に関する懸念事項、3点です。

一つは今年の3月に起きた沖縄県辺野古沖で、同志社国際高校の生徒が乗っていた船が転覆した件です。先日、文部科学省から学校法人同志社に対して、教育基本法第14条にある政治的中立に違反したというふうなことで認定をしたということです。これの是非が分かれると思うんですけれども、懸念なのは平和教育とかあるいは主権教育というのが、主権教育とはすなわち政治家が関わっていることに他ならないんですけれども、これに関して学校の教育現場が萎縮していかないのかどうかということです。どうも文部科学省の顔色を伺って、教育現場が萎縮するようなことがあってはならないというふうに思うんですけど、この件についてどう思われるか。

もう一つ、子どもの自殺です。小学生、中学生、高校生の数というのが、2025年で535人ということで、統計の残る1980年以降、過去最悪のケースになってるということです。2024年では529人、そのうち滋賀県では9人ということで市長もご存じだと思うんですけれども各機関連携して、この対策を打っていこうというようなところになってるんですよね。すなわち学校の教育現場というところが、どうも子どもにとってすごく死に追いやるようなプレッシャーになるようなものがあるのかなというところですよね。学校教育に求められるというのは一体なんでしょうかということ。そもそも子どもが学校になぜ行くのか、学校に行く子どもに対して、教師の側から見て市教委の側から見て、どのようなところを子どもに期待していくのかなというようなところをお願いします。

あと三つ目です。教員採用試験ですね。京都府内の状況を見ますと、ついに3倍を割りました。2.9という数字が出ています。京都市内では3.2倍という数字が出ています。ということで教員の質を確保していくこの目安となるこの3倍を割ったという。これは今の学校のさっきあげた二つのことを受けてなんですけれども、かなりその教育現場というものでは重い課題を抱えて、若手の人材がなかなか集まりにくい一つの要因、この二つというのは一つの要因に影を落としてるのかなというような気がいたします。

3点それぞれお答えをお願いします。

 

市長:はい、一つ目です。辺野古で、本当に修学旅行とは楽しくて仕方がない旅行であると思います。そこでお亡くなりになった高校生がいるということは非常にもう痛ましい事件だと思っています。私、校長をしておりましたので、この報道を見る限り、修学旅行については事前の下見だとか、それから安全確認が十分できていた内容かどうかっていうところについては、学校の管理職として計画段階で慎重な検討が必要だったのではないかなと。ただ、これは報道から私が受け止めていることであります。やはり修学旅行というのは楽しくて仲間ができて、仲間との関係が深まって、そして学ぶというところですので、下見は大切だと思います。それから政治的中立性に文部科学省が言及したことについては、私自身がその当該の事業内容だとかそれからの指導内容、これを直接確認しているわけではありませんので、断定はできませんけれども、文部科学省としては何らかの教育内容を踏まえた上での見解であったのだろうなという推測はしております。そういったところでご質問、この事案をもって、全国の学校で行っている主権者教育とそれから社会参画に繋がる教育が萎縮するかというと、私はそうは考えておりません。なぜなら、いろんな多様な角度っていうのかな、そういうところからこの教育をすることが大事であって、偏らないっていうところですね。それは今までもやってきたことですので、多様な考え方に触れてそれから自ら考える教育の重要性は変わらないと、そのように考えています。

湖南市としては、例えば修学旅行、子どもの安全確保、そして教育的意義の両立これが修学旅行ということではとても大事ではないかなとそんなふうに考えます。

もう一つ、自死ですね、私、自殺という言葉は教育長のときにもできる限り使ってなかったんですけれども、あの自死についてですが、やはり何が原因なのかっていうことが特定されないというケースが非常に多い。ですので学校教員もそうですし、保護者さんも子どもさんの異変に気がついていなかったということが結構言われます。ですのでやはり子どものしんどい部分ですね、そこに気がつくにはかなりアンテナを張っていないといけないなというふうに思っています。学校に何が求められるのかということなんですけれども、やっぱり学校は、湖南市教育でもずっと掲げています「楽しくて力のつく湖南市教育」と。楽しいだけじゃだめだと。やはり力もつけないといけない。力をつけるだけではニュアンスとして、どういう力のつけ方をするのかというところで「楽しくて」が付いている。この両立が非常に大事ではないかなと思っております。ですので、小学生、中学生それから卒業した高校生の自死について誰より悲しむのはやはりご家族、そしてまた周りのものだけども、やっぱり一番しんどいのはその当人さんですので、そこの苦しさというところにどうやって気がつけるか、これ一番難しいんですけれどもそんなふうに考えます。

三つ目です。採用試験のことです。特に教員の仕事が「ブラック、ブラック」という報道が結構されました。そして、文部科学省も働き方改革を進めるためにということで、教師のアンケートだとか、声を上げてくださいということで、あえてそれが学校の超過勤務とかそういうことがあぶり出されて、かえってしんどい状況があるんだなっていうことが周知されてしまったということもあります。だけどもやっぱり教員の仕事というのは本当に尊い仕事というのか、尊いということは、良くも悪くも、もう左右する。この子にとって、どういう教員でありたいのかということをしっかり考えていかないと、その人の一生を左右してしまう。そういう意味で非常に尊い仕事だと思っています。

その中で採用試験の倍率が、だんだん低くなっているいうことは、やはり採用する中でいろんな人の中から教員になって欲しいなという人を選ぶわけですので、倍率が高ければ高いほどいいかと思うんですが、何が大事かというと就職された後の職場の空気感、これが非常に大事ではないかなと。採用された時点では、どの人も教員として果たして成功するかどうかというのは分からないと思う。その成功という意味も子ども1人ひとりにとって違いますから、そういったところでできる限り子どもたちが楽しくて力がつく学校にするために、何より大事なのは学校の空気感、これが大事じゃないかなとそういうふうに思っています。以上、答えになっているでしょうか。

 

記者B:ありがとうございます。なかなかお答えにくいことを。唯一の救いは教育から笑顔ということを打ち出しているので、「楽しく」というふうなことをおっしゃってたので、私の部分でちょっとほっとはしたんですけれど、一方でとらえ方の問題だと思うんですけれど「力のつく」というのは、世の中生きていくのはなかなか世知辛いので、いろんな意味での力をつけていかなくてはいけないのかなと思うんですけれど、「力」というと強いとか弱いとか大きい小さいというのはありますので、子育ての本には強い弱い大きい小さいという雑誌がありますけれども、子どもによって力を作って、力をつけようとしてもつかない人もいるんですよね。やっぱり何をやっても多分できない。だめだというようなことを思い知らされて絶望感に陥ってしまうということで、結局、引きこもりというのも全て学校教育のせいではないんですけれども、やはり数字で力を示されて指導しても示されてしまう。それはテストの点数であったりとか、学校の成績であったりとかというのは、大事なのは、生きてることそのものが、それだけでも十分なんだよ、大切なんだということを気づかせてあげる方が先生の役割なのかなという。その子の一生を左右するほど、申し訳ないです保護者はそこまで期待していません。けれども、もし、その役割があるとすれば、生きているだけでも十分価値があるよと。それだけで十分だよということを聞かせてあげるというのが、もうそれで十分なのかなという気もします。力なんて私はいらない。力の強い人っていうのはいるんですけれど、強い人というのは得てして弱い者を搾取して押し潰す、これが世の中の現実です。私はそういうものに対してやっぱり異論を唱え続けていきたいということです。私はある先生から「お前はきっと役に立たない人間になるだろう」と言われました。その方は後に校長になって教育長なって、叙勲もされたのでそういうことも言ってることは、おそらく世の中的には正しいんだろうと思うので、私は要するに、役に立たない側からも世の中を見ているつもりで、今この自分の考え方を述べているわけなんですけれども、「力のつく」というのは先生としてはいろいろつけてあげたいと言うんですよ。どうしても力のつかない子がいるんですよね、生きているだけで十分だということを気づかせるっていうことが、私は大事なのかなと。市長もお分かりなので、ずっと笑顔でというのをおっしゃっているので、ここで集約されているのかなというふうに思います。なので、幸せになるために、子どもたちが幸せになるためにはどうしたらいいのかなというのを、一緒に寄り添って考えてあげるだけで、それで十分じゃないでしょうかというふうなところです。あまりにも先生も子どももちょっと追い詰められすぎてるんじゃないのかなというのは、最近ちょっと考えておりました。以上です。

 

司会:ほかご質問ありますか。

 

記者D:自死の問題に関わる話です。他の自治体で恐縮なんですが、だいぶ前2020年11月に東京都町田市の小学校6年生の女児が学校から配布されたタブレット端末のチャット機能で、口にするもはばかられるんですけれど、「うざい」とか「死ね」とかとかそういった悪口を書かれる被害があったんですけど、因果関係が調査委員会とか第三者の結論は出でいないんですけれど、そういった自死する重大事案があったということですね。追い詰められる、教育的な観点というより、タブレットの使い方とか、新しい教育に関してどのように考えられますか。

 

市長:最近の状況を見ていますと、タブレットの使い方だけでは追いついていかないというか、それこそ法規制ですね、そういったところがやっぱり追いついていないというのか、そういうこともあるのかなと。もうそれこそ虚偽申請とかそういったことも簡単にできますし、それこそ制限だけでは不十分だけれども、禁止だけでは答えが出ないとか非常に悩ましい問題ではあると思うんですが、今ここで何らかの歯止めをしておかないと、私たち自身、子どもたちがSNSの世界でどんなことをしているのかということが、十分につかめていないというか追いついていないという現状はあります。それこそ、本当にどうでしょう皆さん、今の状況をどう捉えておられるのかなって聞きたいぐらいなんですけれども。こども家庭庁でこういったことも論議があったりしますけれども、親も教育現場もデジタルリテラシーも不足もしてますし、実効性のある技術、年齢確認とかそれから保護者同意の評価とか、そういう情報コントロールするという意味ではなくて、SNSの世界に入っていくまでの水際のところで何かできることはあるんじゃないかなと、そんなふうに思います。

 

記者D:すいませんショート動画も氾濫していますよね。AIで生成されたものがすごい出回っているのですけれど、それを子どもたちは信じてしまう可能性が十分ある。それに関してはどうお考えですか。

 

市長:生成AIのことを言えばね、それこそここ2か月ぐらいじゃないですかね、生成AIでこんなことができるあんなことができるとか、実際にやってみたらこんなに自分に受容をしてくれる答えを返してくれるっていうのが、生身の友だちよりも生成AIの方がなんか優しかったり、それを誤解するという、だからショート動画を生成AIが作って、それを挙げてそしたらもう鵜呑みにしてしまう。何が本当のことなのかどうかっていうことさえも分からないという、そういう世界に今なっているのかなと。それで私に何ができるかというと、無力なんですけど。自分自身も生成AIを使ってますから、その心地よさというのは実際に自分も感じていますから、子どもたちもそのあたりで結構相談したりとか、活用したりしていることは多いんだろうなと思います。

 

記者D:教育的な見地から何か対策とかありますか。

 

市長:教育的な見地から。使い方ということしか指導ということしかできてないですよね。そういったところはやっぱり大人が声を上げていかないと、子どもたちからはこれは危険だという主体的な声はなかなか出てこないと思うんです。危険だけじゃなくて、やっぱり便利というか、そういったところも、もうそれこそ付き合っていかないともったいないツールですのでね。そのあたりは非常に悩ましいなと思います。

 

記者D:ありがとうございます。

 

司会:ほかにご質問ありますでしょうか。それでは6月の市長定例記者会見を閉じます。本日はありがとうございました。

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総合政策部 秘書広報課 秘書係〔東庁舎〕
電話番号:0748-71-2314
ファックス:0748-72-1467
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