湖南市からのお知らせ

令和7年6月2日定例記者会見

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

定例記者会見内容 (PDFファイル: 34.6KB)

(1)令和7年6月湖南市議会定例会 提出案件

資料提供 (PDFファイル: 240.1KB)

司会:それでは、定刻となりましたので令和7年6月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。

はじめに本日のスケジュールですが、湖南市からの資料提供は1件でございます。

資料の概要をご説明し、これに対し、ご質問を承ります。

その説明員が退席させていただいた後、その他のご質問を承ります。

それでは、始めさせていただきます。市長、よろしくお願いいたします。

 

市長:それでは、お集まりいただきましてありがとうございます。

6月の市長定例記者会見です。

よろしくお願いします。

6月はあやめ、あじさい雨に打たれて非常に美しい季節でもございますが、とはいえ、出水期でありまして、自然災害への警戒感を高める必要がございます。

先日も初動対応訓練を実施して、その構えについて確認をしたところであります。

さて本日は、本市議会6月定例会にご提出させていただきました議案、令和7年度湖南市一般会計補正予算、教育委員会教育長の任命に同意を求めることを含む、7議案と2件の承認案件について、担当からご説明をさせていただきます。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

 

司会:続きまして本日提供させていただく資料は1件です。

「令和7年6月湖南市議会定例会提出案件」について、担当よりご説明をさせていただきます。

 

総務部長:それでは、令和7年6月市議会定例会に市長提案をいたします案件につきまして、ご説明をさせていただきます。

お手元にお配りをしております、提出案件一覧と、概要書の方をご覧ください。

今回、提出させていただく案件は9件でございます。

その内訳といたしましては、専決処分の承認案件といたしまして、条例の一部改正が2件。

議案といたしまして、条例の改正が2件。

補正予算が1件。

契約の締結が1件。

人事案件が2件。

旧慣使用権の廃止が1件、合わせて9件でございます。

説明は以上でございます。

 

記者A:補正予算の説明をお願いできますか。

 

財政課長:議案第41号の一般会計補正予算ですが、歳入歳出それぞれ、1,466万1,000円を追加しております。

6月補正ということで新年度、始まって間もないことから、あまり大きな補正額とはなっておりません。

主なものといたしましては、議案第45号にあります、「旧慣使用権の廃止について」に伴う、土地の売り払い収入が921万4,000円。

その歳出といたしまして、旧慣使用権の廃止に伴う補償料が829万3,000円となっております。

 

司会:それではご質問の方を承ります。

何かご質問はございますでしょうか。

お問い合わせいただきましたら、お答えの方をさせていただきますのでどうぞよろしくお願いします。

それでは、ここで説明員は退席をさせていただきます。

続きまして、その他のご質問を承ります。

その他ご質問はございますでしょうか。

 

記者A:議案第40号ですが、湖南市駅前広場条例の一部改正する条例の制定についてですが、名称が加わったりとか、その総称が変わったりとか、そういうことがあるようなんですけれども、駅前の活性化だったり、市長が考えられている新たなその駅を中心に、取り組みの1つとしての名称変更なのか、また、何か狙いがあっての改正なのかその辺りをお伺いします。

 

都市建設部長:石部駅につきましては、過年度から北側広場、また、南側広場についても、整備を計画しておりまして、北側広場につきましては今年の7月には完成する予定でございます。

完成にあわせまして、駐車場の整備でありますとか、このシェルターの整備をしておりまして、その管理につきましてはこの湖南市駅前広場条例の中で位置付けをしております。

管理につきましては、今後の運用につきまして、民間事業者を入れた中で、駐車場管理をするために今回の条例改正に至っております。

あわせまして甲西駅につきましても、現在使用しております駐車場自体が老朽化を迎えておりまして、これについても民間管理をしていくにあたりまして、条例の中の位置付けを変えさせていただくというような状況でございます。

 

記者A:これまでは、民間管理ではなかったとういうことですか。

 

都市建設部長:これまでは、市直営というところで施設についても、市が持っておりまして、その中で委託をして管理をしていたところでございます。

 

記者A:民間の指定管理になるのですか。どういう感じですかね。

 

都市建設部長:完全に民間事業者さんに委託をしていこうと考えています。

 

記者A:どういう効果をねらったものといえるのですか。

 

都市建設部長:長い目で見ますと、市が直営で施設整備をし、また、日常のそういう料金とかの管理をする費用と比較をした場合に、民間さんに入っていただくことで日常管理を含め最終的に市の支出総額を減らせる、プラス、やはり民間の専門的な知識とか技術でもって、市民さんにもよりよいサービスが提供できるということで、今回の導入というのを考えております。

 

記者A:今年4月にする完成する名称はどれになるのですか。石部駅ですかね。

 

都市建設部長:7月中に完成するのが石部駅になります。

もう1点今回、この石部駅の整備の中で、石部駅の南側になるのですが、そこに通称歴史公園と呼んでいます広場がございます。そこについては、地元企業の株式会社 ゴーシュー様の方から東屋の寄贈をしていただくことになりまして、実は、本日の夕方なんですけれど、感謝状の贈呈を行います。その東屋につきましても、地元の学童の子どもたちに、絵を書いていただいて、どんな広場にしたらよいか、こんな広場だったらうれしいなとか、たくさんの子どもたちから絵を提供いただきまして、その中で、東屋を書いていただいた子どもの絵が最優秀となりまして、当選した子どもの絵をもとに、地元の企業様から東屋を寄贈していただくことになりました。

 

記者A:面白いなと思ったんすけど、子どもさんが考えうる絵を書いて、その絵をもとに、その東屋を作ったのですか。

 

都市建設部長:東屋は可愛く書いていただいたので、それを具現化していただいて、企業様で、寄贈していただいたということです。

 

記者A:市内広く募集されたのですか。

 

都市建設部長:石部ですので、石部南と石部の学童保育所になります。

 

記者A:その中の1人が当選されたのですか。

 

都市建設部長:区長賞と特別賞、企業からの表彰で、今回はその企業賞を受賞された子どもさん、5年生の子なんですけれど、その子の絵をもとに、東屋を寄贈していただいたということになります。

 

記者A:ありがとうございます。

 

市長:その表彰式は2月8日におこなわれて、本日感謝状の贈呈式に入賞された学童の子供さんもお越しになってくれるということでございます。

 

司会:感謝状の贈呈式につきましては、本日午後の5時から石部駅の南側ロータリーの方で実施されることとなっておりますので、よろしければ、また、こちらの方にも取材のお願いをいたします。

その他、ご質問ございますでしょうか。

 

記者B:市長に関してなんですけれども、いわゆる中教審の教員養成部会の臨時委員を今も務めてらっしゃるってのは間違いないでしょうか。

 

市長:間違いありません。

 

記者B:教員養成部会が憲法などの教養科目の廃止を検討しているっていうことなんですけれど、その単位数の関係で、検討しているということ、文科省が単位数が多いのでそれを減らすっていうような文脈で、憲法とか体育とかそういう科目を廃止するっていう検討を進めているという報道があるんですけれども、確認なんですが、憲法を子どもたちに教えたくないとかそういう意味は全く含んでないという理解でよろしいですか。

 

市長:まだそういった踏み込んだところの議論とか、そういうことはまだ進んでおりませんが、やはり教員免許を取るには、もう少し単位数だとか、そういうところをどうすればよいのか、あるいは、教員っていう仕事についてどういう魅力を発信していけばよいのかというところで、今のところ、情報収集というか、そんなところにとどまっています。

まだまだ部会は何回もあるので、まだ具体的にどういうことをしていこうという方向性っていうのはまだ聞いておりません。

 

記者B:臨時委員のお1人として、議論はまだ進んでいないということなんですけど、廃止の検討っていうことに関しては、臨時委員としてはどのようにお考えですか。

 

市長:私は、ちょっと特異な立場っていうのか、学校現場も知って、そして教育長もしまして、そして今は、市長ですので、そういったところで、先生っていうのを、どういうんですかね今、採用試験があっても、特にどこかの県なんかは1倍を切ってしまったとか、そういう状況もありますし、免許制度からどうしたらいいのかとか、あるいはもう一度再研修というんですかね大学院へ行きましょうとか、そういったことが、本当にこの現場にとってどれぐらい必要とされているのかとか、いうところの現場と、そしてまた、教育行政を埋めるというのか、そういう立場で、意見を言わさせていただこうかなと思ってます。

まだまだ、これから情報を、たくさんの大学の先生だとか、県の教育委員会だとか、そういったところから情報を収集している段階ですので、それを聞いて私の考えもまた言えるようにしたいと思っています。

 

記者B:日本国憲法というのは日本の最高法規で骨格だと思うんですけれども、この教養科目から廃止されるっていうことになると結構大きなことだと思うんですけど、臨時委員としてその憲法に関しては、どのようにお考えですか。

 

市長:憲法に関して特化した議論ということは、私の理解としては聞いていませんので、今後注意深く聞いていく必要あるのかなと思っています。

 

記者B:議論は、それはそれで進められると思うんですけど、教員もね、経験されてるということなので、教員経験ふまえて、その憲法に対して、何かどういうふうに思われてるとか何かお考えがあったりしますか。

 

市長:それこそ、今まで私たちが教員として教えてきた中で、一番大事にされている法律というのが憲法ですから、そのことの扱いについては本当に慎重に進めていく必要はもちろんあると考えています。

 

記者B:わかりました。ありがとうございます。

 

司会:他、ご質問ございますでしょうか。

 

記者C:先ほどの説明で、この旧慣使用権の民間の開発事業用地として売り払うということが、廃止の目的だと思うのですが、この民間の開発事業用地というのは、具体的にどんな事業なんでしょうか。

 

総務部次長:こちら確認しておりますのは住宅地として開発をされるということで、お聞きをしております。以上でございます。

 

記者C:これはいつから廃止をするのですか。

 

総務部次長:現状ため池ということになっているのですが、説明すれば長くなるのですが、旧慣使用権という、地元がそこの池を使う権利を持っておられる土地になりますので、そちらの方について議会に諮らせていただいて、その権利を廃止させていただき、予算の方にも計上されておりますけれども、その補償料を、その権利を持っておられる団体の方にお支払いし、権利を買い上げて民間さんが開発をしていかれるという流れになっております。

 

記者C:住宅地としても開発ということで、いつそれができるのか、まだ、めどというのは。

 

総務部次長:開発手続きとかいろいろございますので、いつそこが住宅地として、供用開始されるということについては、こちらでは把握できておりません。

 

記者C:ありがとうございます。

 

司会:他、よろしいでしょうか。

 

記者D:すいません。補正予算をですね、第1号、これが主な今回の補正予算の中身かなって思うのですけれど、スラスラ見させていただいているのですが、今回は多分繋ぎなのかなと、9月補正でまたいろいろあるんでしょうけど、少なくとも当初予算案で教育というか、子ども支援ということで市長カラーを出したということなんですけど。

今回それに該当するようなものは特に見られないのかなと、だいたい必要経費が主なのかなというふうに思うのですが、そのようにとらえてよろしいでしょうか。

 

総務部次長:先ほど財政課長の方も説明をさせていただきましたが、今回新年度、令和7年度始まって間もない時期ですので、その政策的なものという形の補正予算ではございません。

資料に提示させていただいておりますけれども、今回旧慣使用の廃止とかがございましたので、その関係で予算が一定額出ておりますけれども、基本的に6月については、政策で定期的な補正予算というのは通常行わないと、国の財源等がついてきましたりしたら、別なんですけれども、今回についてはそういう緊急を要する予算について、計上させていただいているということになります。

 

記者D:ありがとうございます。

 

司会:他、よろしいでしょうか。

それでは、これをもちまして、6月度の市長定例記者会見を閉じさせていただきます。

本日はどうもありがとうございました。

次回7月1日火曜日の11時、この会場で定例記者会見を予定しておりますのでよろしくお願いをいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課
電話番号:0748-71-2314
ファックス:0748-72-1467
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