湖南市からのお知らせ

令和8年7月7日定例記者会見

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)特殊詐欺防止啓発活動を実施します

提供資料 (PDFファイル: 382.4KB)

【発表内容】

1. 開会および市長あいさつ

司会:それでは定刻となりましたので、令和8年7月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。本日のスケジュールですが、市からの資料提供は1件です。資料の概要を市長より説明し、これに対してご質問をお受けします。質問内容により担当が補足をさせていただく場合がございます。質問終了後、担当は退席し、その後その他の質問をお受けいたします。それでは市長、よろしくお願いします。

 

市長:こんにちは。お集まりいただきましてありがとうございます。本日は七夕ではありますが、あいにくの空模様で曇っております。市民の皆様の願いが届くような明るい話題をお届けできればと思いますが、昨日、滋賀県が茶窯川で指針値を超えるPFOS(ピーフォス)およびPFOA(ピーフォア)が検出されたと資料提供された件につきまして、内容を確認したところ、国の定める指針値を超えており、今後の県の対応として汚染範囲の把握および原因の特定に向けて、調査地点の上下流の河川等において水質調査の実施を予定されています。市といたしましても、本件については県と綿密に情報共有を図り、周辺住民の皆様の安心と安全を第一に考え、協力して対処してまいりたいと考えております。

さて、本市におきましても7月2日未明の大雨により一部地域で被害が見られました。現在は応急対策および復旧に向けた確認を進めているところですが、市民の皆様の安全を守るため、引き続き防災・減災対策に万全を期してまいる所存です。

さて、こうした防災への意識を改めて引き締めつつ、本日はお手元の「広報こなん7月号」の表紙でも掲載をしております、甲西文化ホールの40周年の歩みについて、まずはお話をさせていただきます。甲西文化ホールは1986年(昭和61年)の開館以来、地域の文化芸術の拠点として、また市民の皆様の交流の場として、40年という長い歴史を共に歩んでまいりました。これまで音楽、演劇、講演会など多種多様なイベントを通じて、世代を超えた感動と学びを提供し、多くの人々の心を豊かにしてきた施設です。

この開館40周年を記念して、去る5月22日にはNHK「上方演芸会」の公開録音を開催いたしました。観覧希望者の中から抽選で選ばれた400名を超える多くの方々にご来場いただき、会場は笑いと感動に包まれ、まさに大盛況のうちに終えることができました。このように長きにわたり親しまれてきた甲西文化ホールですが、今後も未来に向けてさらなる一歩を踏み出すため、この40周年を機に大規模な改修工事を予定しております。これに伴い、令和8年10月から令和10年2月末までの間、ホールは休館とさせていただきます。長期間の休館となり、ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、次の40年を見据え、より良い施設として市民の皆様をお迎えするための準備期間とご理解いただければ幸いです。私からは以上です。それではどうぞよろしくお願いします。

 

2. 資料提供案件:特殊詐欺防止啓発活動を実施します

司会:続きまして、本日提供させていただく資料を説明させていただきます。本日は1件です。市長、お願いします。

 

市長:それではお手元の資料2ページでございます。危機管理局 危機管理・防災課より「特殊詐欺防止啓発活動を実施します」についてお知らせをいたします。近年、特殊詐欺は手口が非常に巧妙になっており、被害が全国的に増加している状況です。甲賀警察署管内においても今年1月から5月末までの間に43件もの特殊詐欺被害が発生しており、被害額は2億2700万円を超えております。特に高齢者の被害が深刻で、18件、1億6200万円にのぼっております。中でも偽警察官を名乗る詐欺が急増していることが懸念されます。

このため湖南市では、7月9日(明後日)午前10時から11時頃にかけて、市役所東庁舎1階のホールにおいて啓発活動を実施いたします。私もこなん市防犯自治会の会長として、市民の皆様に直接チラシを配布しながら、特殊詐欺の防止を呼びかける予定です。さらに7月20日と8月3日を除く毎週月曜日の午前10時から11時に、警察官が常駐し市民の相談に応じる「特殊詐欺対策サポート窓口」も8月末まで設置いたします。市と警察署、こなん市防犯自治会が連携して、市民の皆様一人ひとりが詐欺の手口を理解し注意を払うことで、被害の未然防止につなげてまいりたいと考えております。今後も安心して暮らせるまちづくりを目指し、特殊詐欺を許さない社会の実現に向けて全力を尽くしてまいります。本件の問い合わせについては、危機管理局 危機管理・防災課となっておりますので、何かございましたらこちらにお問い合わせをお願いいたします。

 

3. 質疑応答(資料提供案件)

司会:資料の説明は以上です。質問をお受けします。特殊詐欺防止啓発活動についてご質問ございますでしょうか。

 

記者A:確認ですが、当日、取材に行きましたら写真撮影は可能でしょうか。声掛けはさせていただきますが。

 

危機管理・防災課長:はい。

 

司会:ほかございますでしょうか。

 

記者B:このサポート窓口という取り組みは、湖南市独自でしょうか。それとも県内の他の自治体でも行われているのでしょうか。また、甲賀警察署管内の被害件数が他の地域と比べて多いといった特徴はありますか。

 

危機管理・防災課長:私からお答えします。今回の「特殊詐欺対策サポート窓口」については、本市独自の取り組みとなっており、甲賀警察署と協力して実施します。管内の状況についてですが、令和7年末時点(12月末時点)の情報では、甲賀警察署管内では1年間で75件の特殊詐欺が発生し、前年比で30件の増加となっています。県内では大津署管内が最も多いですが、増加率で言うと県内3番目の高さとなっています。

 

司会:ほかよろしいでしょうか。それでは案件についての質問を終わります。本件に関する説明員は退出いたします。

 

4. 質疑応答(その他)

司会:その他、ご質問はございますでしょうか。

 

記者C:有害物質(PFAS)が川から見つかった件についてですが、湖南市でこうしたものが見つかったことへの受け止めを改めていただけますか。

 

市長:先ほどの挨拶と重複しますが、市としては市民の皆様の不安を少しでも軽減できるよう、県からの情報を共有し、速やかに情報提供するとともに、今後の県の調査結果についても連携して情報提供に努めたいと考えています。

 

記者C:すでに県とはやり取りされていますか。

 

市長:県とは情報の共有ということで関係課が常に取っております。

 

記者C:今回、基準値を超えたということは地元の方からの報告で、ようやく県が動き出したという認識ですが、その点についてはいかがですか。

 

環境経済部長:6月16日に竜王町の議会議員の方などが調査され、数値が高いという情報を得ました。それ以降、県とも情報共有を図り警戒にあたっておりました。この件については県が所管しておりますが、昨日、県が正式に発表されましたので、市としても今後、市民や周辺住民の方の不安を払拭できるよう努めるとともに、県の調査にも協力してまいります。

 

記者C:健康被害は今のところないとのことですが、市民へのメッセージがあればお願いします。

 

市長:県からもそのような情報が出ておりますので、現状、健康被害はないと認識しております。ただ、調査はしっかりと継続されますので、その経過を丁寧に周知し、不安の軽減に努めてまいりたいと思います。

 

司会:ほかご質問ございますでしょうか。

 

記者A:少しフランクにお答えにくい質問になりますが、先日「図書館基本計画策定委員会」が開かれました。その際、市長としてはどのように見ているのか、なかなか言いにくいところもあるかと。石部図書館の廃止方針や甲西文化ホールの図書機能への集約について、物理的なキャパシティやアクセスの問題など、委員から厳しい意見も出たようです。県内では公共図書館を廃止した例がない。小規模多機能自治という前市長の理念のもと、簡単に減らしてもいいものかという議論。委員がおっしゃっていたが初めから予算の枠ありきでの議論ではなかなか図書館についてこれからどうしていくのかということが議論できないかという疑問も呈されていました。あとは石部小学校の子どもたちのアクセスが難しい。その代替策をどのようにカバーしていくのか。すでに電子図書館が湖南市は他市に先駆けて導入しているが、拡充機能とかアウトリーチのことをおっしゃっていました。アウトリーチのことでは、移動図書館も一つの手段であるということについて事務局の説明もありました。傍聴者は石部地域というのは東海道宿場町の石部宿があったところで、文化が奥深いところで、今も歴史を振り返るお芝居を、毎年市民劇をやっている。そういうところから拠点を奪ってしまうのはいかがなものかという声も聴きました。なた、バックヤードはどうするのか。石部の図書は古いので全部捨ててしまうのか。資料にその説明はありませんでした。甲西図書館に十分なバックヤードはないみたいなので。石部図書館を閉じるにしてもどのように活用していくのかということが見えてこない。図書館の活用はこれからの湖南市の文化政策の資源になる。ただ行政効率をやっていくだけでは割り切れないことだと思います。なかなかストンと落ちてくる説明がなかった。このあたりについて市長はどうお考えですか。

 

市長:言いにくいことは何もございません。傍聴にも来ていただいた策定委員会での議論は、まさにそうした懸念を出し切っていただくための場です。どうすれば市全体の図書館サービスを落とさず、市民が望む読書環境はどういったものかを探りながら、策定委員会の論議というものについて、こう言っては何ですが楽しみにしています。自由闊達な論議が行われていると聞いております。例えば「石部と甲西の2館を1館に」というだけの論議ではなく、湖南市の読書環境をどう充実させるかという論議が深まっていくと考えています。その推移を私もしっかり見守っていきたいです。

 

記者A:市長は政治家的な立場で幅広くお答えいただいていると思いますが、事務局の説明によれば2館を1館にということを明確に打ち出している。そこのところが行政効率的にということですよね。事務局は数値を示してはいないですが、そのあたり初めから枠ありきで議論するのかということに委員も疑問を示していたので、そういうことにはならないようにしていただければと私は思います。

 

市長:今のお話の中で委員がこの計画の中身、自分たちでよく考えようと、作っていこうではないかという気概をお話しされているということを聞いております。その経過を非常に楽しみにしています。

 

記者A:

私の提案でおこがましいですが、以前、東庁舎のことでワークショップをされましたが、自治会長など地域の顔役のような方ばかりが集まって、女性議長と女性市長がいらっしゃるのに来られたのは男性ばかりだと。この前の委員会でもありましたが子どもが自由にのびのびとできる場所は図書館内に限らず、場所というのは補助的でも場所を設けてもいいのではないか。子育て世代などの当事者を集めて議論ができるようなワークショップができれば。まちづくり、例えば自転車をどう活躍していくかということについて私、守山市で取材したんですけれどもすごいです。30代40代とか、20代とか、学生さん龍谷大学の学生さんだったんですけれど、ファシリテーターのような形で。それをどうやってやったかと。それは龍谷大学の知見を借りて、無作為抽選をしたと。それで今までそんなこと参加したことがなかった人たちがやってきて、今日こんなにできたらよかったなというふうな。どこに市長さんがいるんだみたいな感じで普通に議論をしていた。いわゆる成熟した市民社会というのを私はそこで見たんですけど、おそらく甲賀市と湖南市ではなかなかそういうことは、守山市だからできたのではなく、行政の力とかではなく土地柄ということもありどちらもかなり古いまちで、そこをですね、そういうフラットにできたというのは、そういうところを期待したというふうに思ってます。

 

市長:記者Aがまだこちらに着任される前ですが、庁舎の件で19歳から60歳まで年齢を限定したタウンミーティングを行ったことがあります。それを見てほしかった。ですので、湖南市でもできます。やります。たまたま、この前の記者が指摘された区長さんやまちづくり協議会とかは、いろんな地域から情報を集めなければならない、それがまず前提にありましたが、今後やりますので。

 

記者D:関連して2点伺います。石部図書館と石部文化ホールの廃止に関する条例改正案が「説明不足」を理由に否決されてから時間が経ちますが、市長として市民への十分な説明は尽くされたとお考えですか。

 

市長:令和5年11月の議会で否決された際の反対討論がすべてを物語っていると思います。計画への位置づけや説明が不十分だったという指摘は重く受け止めております。それを踏まえての今回の基本計画策定です。十分な説明ができていなかったというところを踏まえて、この計画の策定の中でどのように湖南市の図書館の環境を整えていくのかということを今一度、改めて市民さんに論議をしていただく中で、私がまた説明をしなければならないことはしていきたいと考えています。

 

記者D:もう1点、市民に話を聞いていると、基本計画策定委員会が始まったわけですが、条例改正案が成立して方向性が決まった暁に図書館とはどうあるべきかという全体構想をまとめていくことが、段階論としては適切ではないかという意見を聞いておりまして、私もそれは一理あるなと思っています。そのあたり、順序としての所管についてどう思われますか。

 

市長:順序としても、まずは市全体の図書館サービスのあり方を整えてから条例へという流れで考えております。

 

記者D:委員会資料には「2館を1館に(甲西へ)」と既に示されていますが、市長は忌憚のないざっくばらんに議論してもらいたいと。そうであれば枠をはめて提示するということは適切なのでしょうか。

 

市長:市の方向性としては「2館を1館に」と示しておりますが、その中でどうあるべきか、どう代わるものを作っていくかという議論を委員会で深めていただいています。その意見をしっかりと聞いていきたいと考えています。

 

記者D:

2館を1館にということは場合によっては方向性が変わる可能性もなきにしもあらずでしょうか。

 

市長:

方向性として示しているのは、2館を1館にすることです。

 

5. 閉会

司会:以上で7月度の市長定例記者会見を終了します。次回は8月4日(火曜日)を予定しております。また、9月度については9月定例会の関係で8月21日(金曜日)を予定しております。他市町との兼ね合いもありますので、調整が必要な場合はまたご連絡ください。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係〔東庁舎〕
電話番号:0748-71-2314
ファックス:0748-72-1467
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