このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。
【市長会見事項および資料提供】
記者会見内容 (PDFファイル: 30.3KB)
(1) 市役所のベランダから始まる 「弥平とうがらしプロジェクト」について
資料提供 (PDFファイル: 158.9KB)
【発表内容】
司会:
令和8年5月度の市長定例記者会見を始めます。初めに本日のスケジュールですが、終了時刻を正午とさせていただきたいと思います。本日の資料提供は1件です。資料の内容を説明し、これに対し質問を承ります。その後、説明員は退席いたします。
市長:
改めまして、皆様こんにちは。お集まりいただきましてありがとうございます。令和8年度が始まって早くも1か月半が過ぎました。3Kと部局連携で進む1年ですと4月7日に申し上げておりました。お手元にある広報こなん5月号で、市長コラム「スマイルバトン」にも書きましたが、部局連携により市役所の総合力を発揮して取り組むことに努めてまいります。
さて、湖南市では4月4日のさくらまつりを皮切りに、市内自治会また神社の祭りで賑わいました。それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
司会:
本日の資料提供は1件です。「市役所のベランダから始まる弥平とうがらしプロジェクト」について市長よりご説明します。
市長:
環境経済部 農林振興課より、「弥平とうがらしプロジェクト」の取り組みについてご報告いたします。
地域の伝統野菜である「弥平とうがらし」の普及促進を目的として、市役所庁舎のベランダで種からの発芽・育苗に取り組んでおります。
現在、農林振興課の職員が中心となって苗の育成を行っており、今後は育てた苗を市民の皆様や学校、企業等に配布し、市内での栽培や活用の輪を広げていく計画です。
この取り組みの背景についてですが、弥平とうがらしは湖南市の重要な地域資源の一つであるものの、日常生活での利用がまだ限定的であり、認知度向上と活用の拡大が課題となっております。
そこで、市民の皆様が「育てる」という体験を通して身近に弥平とうがらしに関わる機会を創出し、地域に根付く食文化として定着させることを目指しています。
今後の展開としては、育成した苗を配布した先で、それぞれの立場に応じた栽培体験や加工、乾燥や調味料づくり、さらに飲食店での活用など、多様なプロジェクトを段階的に進めてまいります。
具体的な各プロジェクトの内容については、準備が整い次第、改めて発表いたします。この取り組みを通じて、市民の皆様が地元の伝統野菜に対する興味・愛着を深めていただくとともに、湖南市の「食」の魅力づくりや活用を進め、市内の笑顔率を高める「地産地消で笑顔をつくるまち」を目指してまいります。
また、現在の育苗状況につきましては、市役所の東庁舎2階農林振興課があるベランダでご覧いただけます。ぜひおご覧ください。
ご不明点や取材のご希望がございましたら、環境経済部農林振興課までお問い合わせください。以上です。
司会:
資料の説明は以上でございます。質疑に移ります。本件について質問がございましたら承ります。ご質問ございますか。
記者A:
ありがとうございました。写真を撮らせてほしいです。今、市長が持っている苗ですが、もうすでに準備していると思うのですが、どのタイミングでしていかれるんでしょうか。あと完成品の資料写真、ここぴあで撮ればいいのですけど、完成品の資料写真があればいいなというふうに思っています。いかがでしょうか。
農林振興課長:
現在、農林振興課のベランダで育苗しています。100苗ほど準備をしておりますので見ていただくことが可能です。実物の写真提供は準備いたしますのでお申し付けください。よろしくお願いいたします。
記者A:
ありがとうございます。その際に人と写っていただきたいので、職員の方にご協力いただけたらと。ポーズをとっていただけるのであれば大変うれしいと思います。あと、質問ではありませんが、以前、私がここぴあで一味唐辛子を買いまして、これがすごく美味しくて、うどんでも甘口のカレーにかけても非常においしかったです。それは何と聞かれたりもしたので、しっかりと宣伝をしておきました。1瓶850円となかなかの値段ですけど、市長がYouTubeでアピールされていたのを初めて拝見したんですけれども、これを持ち込みOKのお店を広げていくというのもこれ一つの手なんではないのかな。これ本当に持ち込みたくなる、和洋中どれでもいけると思います。ご検討いただければと思いました。以上です。
市長:
ありがとうございます。たいへんよいアイディアをいただきました。
記者B:
市役所2階で育苗をしているということですが、これはプロジェクトとしてはいくつぐらいの苗を栽培して各事業者などに配布するのかを教えていただけますか。
農林振興課:
ベランダに100苗ほど準備しております。企業については日本精工ブレイブベアリーズの選手が育てていただけるというようなお話がありました。そういった事業者や三雲養護学校でも育てていただけるというお話をいただいておりますので、三雲養護学校へ30苗程度、また残ったものを市民に周知し、育てていただける人を探していきたいなというふうに考えております。以上です。
記者B:
全部で大体、何苗ですか。
農林振興課長:
100苗です。
記者B:
認知度について、さらなる認知ということで認知度を向上したいということが一つの目的になっているのですが、これはアンケート等取られて、認知度が増すとかそういうことがあるのでしょうか。
農林振興課長:
アンケート等はしてはいないですけれども、いろいろなイベントで出したり、お店の方で置いていただいたりしていると「弥平とうがらしとは何ですか」ということが多い状況がありますので、認知度を高めていきたいと考えています。
記者B:
記者Aがパウダーを紹介していましたけど、弥平とうがらしの食べ方で一番おすすめの食べ方、美味しい食べ方はどのようなものがあるのでしょうか。
市長:
湖南市公式YouTubeで、弥平とうがらしと唐辛子の食べ比べをしました。また見ておいてください。
記者B:
当てましたか。うどんにかけている。
市長:
うどんにかけました。とにかく辛いです。ものすごく辛いですけど、でもマイルドなんです。ですので、ちょっとよその唐辛子とは違うなっていうところで、何におすすめかっと言ったら、普通に唐辛子をかけるようなものには全てかけています。
ちなみに先日、じゅらくの里のもりの駅に行きまして、弥平とうがらしソフトクリームというものがありましたので注文しました。どういうものが出てきたかというと、白いソフトクリームに弥平とうがらしがかかっていました。こうきたかと思いました。それがピリ辛なんですよ。ピリ辛は弥平とうがらしが半分かかっています。激辛はおそらく両面にかかるんだろうなと思いました。結構いけました。練りこまれているのかなと思っていたのですけどかかっていました。斬新だなと思いました。そんなところで、結構いろんなところで弥平とうがらしを押していこうというところでご協力をいただいています。
記者B:
例えばそのままの刻んで炒め物にするとか、それ以外の方法でありますか。
市長:
記者Bもよくご存知で、ペペロンチーノですね。もうばっちりですが普通の唐辛子と同じ量を入れたらもう大変な目に遭います。
記者B:
少量を推奨される。
市長:
そうです。オレンジ色ですから見分けはつきます。真っ赤じゃないので。
記者:B
お漬物とか、鷹の爪が入っていたりしますけれど、そのようなものですか。
市長:
鷹の爪と使い方は同じです。しかし、量を工夫しないと痛い目に遭うのと、触った手で、少しでも目の付近を触ると大変な目に遭います。
記者B:
ハバネロソースに似ているような感じでしょうか。
市長:
ハバネロまではいかないかもしれませんが、鷹の爪よりは確実に辛いです。
記者B:
わかりました。ありがとうございます。
記者C:
この唐辛子なんですけれども、東寺のごぼうというのも昨年、取材したのですが、この地域に伝統野菜がいくつぐらいあるのか教えてください。
市長:
下田なす、東寺のごぼう、朝国のしょうが、弥平とうがらしの四つです。それと湖南市はお米が美味しいです。
記者C:
この四つの中で弥平とうがらしをピックアップした理由は。
農林振興課主査:
理由は育てやすいということです。このプロジェクトをするにあたって昨年、私と後輩の2人とベランダでまず育ててみたんですけれども、素人ながらうまく育って今年に種を取って発芽するところまで行けましたので、市民の方がまず体験していただくには入りやすいのかなと思って選定しました。
記者C:
育成した苗は各事業所や学校へ配付するというふうになると思うんですけれども、大体それまでにどれぐらいの日数がかかってて、実際いつ頃を目途に配布されるのか。
農林振興課長:
4月から苗を育てておりまして、6月ぐらいには配付できるかなと考えております。その後8月から11月ぐらいの間に収穫ができるかなという予定で進めております。
市長:
これで何日ぐらいですか。
農林振興課長:
1か月ほどです。
記者C:
配布されるときにリリースいただきたい。今のタイミングか配付のタイミングかは未定ですが取材させていただきたいと思います。
市長:
また続いて情報提供いたします。ちなみに副市長は自宅で育てております。
記者C:
ほかのものは地名だと思うんですけど、唐辛子だけ人の名前、これは地名ですか。
農林振興課主査:
諸説あるのですが、私が存じているのは下田地域の弥平さんという方がこの地域に持ち帰った苗が育っているということです。
司会:
ほかございますか。
記者D:
市内の伝統野菜についてはそれぞれの由来や栽培面接等についての資料があればいただきたい。苗を配布するときに、例えば市長おっしゃったような利用方法、レシピ等を一緒につけるのか。栽培方法、料理方法とかがついていれば栽培しやすいかなと思います。
農林振興課長:
まず一点目の収穫量につきましては確認して、提供いたします。2点目の苗ですけれども、配布して終わりではなく、ずっと職員の方が一緒に育てていきたいなと考えております。育てていただいたかたの希望に添えるような形で活動していただけたらと考えております。
記者D:
そうすると何回も行った先に足を運び収穫まで一緒に行い、そのときに利用方法をいろいろ話していくと。
農林振興課長:
その予定です。
司会:
ほかにございますでしょうか。ちなみに私は、ちょっと辛さが物足りないカレーとかに入れると抜群に辛さがおいしいです。
記者D:
先ほどの辛さの話ですが、辛さを計測したりしますよね。数値で出せたと思いますが、そういうようなところまでやっていますか。
農林振興課主査:
辛さのスコビル値というものですが、鷹の爪が大体5万スコビルあると言われています。弥平とうがらしが2倍の10万スコビルというふうにいわれています。
司会:
ほか、よろしいでしょうか。それでは資料の提供につきましては以上です。説明員はここで退出いたします。
続きまして、その他でのご質問を承ります。ご質問の前に市長よりアナウンスをさせていただきます。よろしくお願いします。
市長:
2点、情報提供をいたします。
その前に、弥平とうがらしのことで、いろいろなヒントをいただけたので非常にありがたいなと思います。またいろいろなことを繋いでいきたいなと思います。
1点目、湖南市を拠点にJDリーグで活動している女子ソフトボールチームのブレイブベアリーズさん、5月15日~17日に甲賀市の甲賀スタジアムで公式戦がございます。16日には、私はもうしっかり練習をしております。始球式を務めさせていただきます。その16日当日の試合、豊田自動織機戦ですけれども、ブレイブベアリーズさんより湖南市民を対象に、先着300名様に観戦チケットをいただけることになりました。ブレイブベアリーズさんとは、昨年の12月24日にパートナーシップ協定を締結しておりますので、本事業はその一環でございます。プロスポーツ選手のプレーを間近で見ることができる数少ない機会でありますので、多くの皆さまにご観戦いただけると幸いです。
2点目、こちらは広報こなん4月号の記事に載っているんですけれども、上方演芸会が甲西文化ホールの開館40周年記念行事として、5月22日金曜日に公開収録が行われます。すでに観覧希望者はいっぱいになったと伺っております。当日来ていただいてもご入場いただくことはできませんが、この様子を取材することはできると聞いております。当日の盛り上がりを取材いただければ幸いです。取材をいただける場合は甲西文化ホールにお問い合わせをお願いいたします。ちなみにこの日の「めくり」というもの、出演者の名前を私が書かせていただきました。以上です。
司会:
それでは、その他のご質問を承ります。
記者E:
夜間中学校についての質問です。今年で開校1年ということですが、当時、市長は教育長として夜間中学開設に向けて取り組んでおられたと存じます。湖南市で開設するべきだと思った背景を伺いたいです。他紙記事に、市長自身が教員でおられて、教頭時代の学校で外国にルーツを持つ子どもが4分の1を占めていたことや、発達支援室長を4年務めた際に形式卒業者の方たちを支援されたことが紹介されてありましたが、そういったこともふまえて伺えたらと思います。
市長:
教育長時代に当時の生田市長に「市長、夜間中学、湖南市でやりましょう」と言ったときに、「よし、分かった」とおっしゃってくださったことがスタートですけれども、「たて・よこ・ななめにすき間なく、どの子ももらさない支援体制」「いのち・人権・一人ひとりが世の光に」という文言をかかげています。この「一人ひとり」には子どもたちだけでなく、大人も含まれています。それは、本市教育においては子どもたちだけでなく、子どもたちを取り巻く大人たちも共に世の光、これは糸賀一雄先生がおっしゃっている「この子らを世の光に」という文言をもらっているのですが、教育の創造を目指しています。
小中学校在学中、不登校で形式卒業者になっている方や、すでに就職している社会人の方で、ぜひとも中学生に戻って学びなおしをしたいという意欲のある人、今もそしてこれからも日本の社会を支えながら学びたいという思いのある外国籍の方、学びたい人の思いを大切にし、可能性を広げていただくために、本市が手を挙げさせていただきました。
夜間中学とは、何らかの事情で義務教育段階の教育が十分受けられなかった人が学びなおしをするための中学校です。教育機会確保法 第3条の5つの基本理念のうち(4)にその旨が記載されております。
「義務教育段階の教育が十分受けられなかった人」ですが、大きく3通りの方々を想定しています。
まず、家庭事情や社会情勢などの理由から義務教育を受けられなかった人が、県内には1万人以上おられます。次に外国人労働者やその家族、湖南市では人口の約8%が外国籍の方となっています。外国籍の方が日本の高等学校に進学するためには、日本の中学の卒業資格が必要になります。そのため、中学校の卒業資格を得るために夜間中学への入学を希望される方がいます。
最後に、不登校等による形式卒業者です。不登校児童生徒は全国的にも増加傾向にありますが、中にはほとんど学校に登校することなく、卒業している方もいます。このような方も学びなおしの対象となります。
なぜ湖南市でなのかということですが、当時、教育長であった私が、1人ひとりということに大人も含まれているんだというそういう思いの中で市長に提案をさせていただきました。以上です。
記者E:
職員時代に見てこられたことを踏まえての思いでいらっしゃるという理解でよかったでしょうか。
市長:
教員時代ではなくて、発達支援室長時代ということです。特に発達支援室にいる頃には、学校ではうまく学べなかったけれども年月が経つ中で、もう一度学校へ行きたい、通信制へ行きたいとかそういった子どもさんとも出会ってきた中で、学び直しの機会というものが湖南市にあったらいいなというそういう思いがございました。
記者E:
当時から学びなおしの機会があればというお考えがあったという理解でよろしいか。
市長:
そうですね。こちらが用意しなくともその当時、高校生時代の年齢の方が通ってこられる中で、やっぱりもう1回何らかの形で学びたいという自分で見つけてこられたりもするのですけれども、そういう機会があるといいなというのは、その当時から思っておりました。
記者E:
自分で見つけてくるというのは通信制の高校を見つけてこられる。
市長:
そうですね。当時、やはり通信制で学び直しという方が多かったです。
記者E:
それをもう一度、夜間という形で学びなおせると思って市長に提案されたと。
市長:
はい、そうです。
記者E:
湖南市での設立ですが、他市からも受け入れているというところが特徴的であると思っているますが、理由を伺いたい。
市長:
県内全域で学びを必要とされている方に通っていただけるよう、開設前から滋賀県教育委員会と連携しながら準備を進めました。湖南市に限らず滋賀県の夜間中学だということで、開設1年目から他市町からも入学してくださり、学びを進めています。現状、湖南市内の方、市外の方はそれぞれ半分ぐらいの人数です。
記者E:
開設から1年たち、市長としての手応えや今後の課題、展望などありましたらお願いします。
市長:
中学校段階の教育を十分に受けられなかった方にとって、学びなおしている、新しいことを知ることは喜ばしいことですが、それ以上に夜間中学で得た「自信」や「仲間とのつながり」は、今後の長い人生の中で大きな支えになるということを夜間中学の先生や生徒から聞いております。また、教職員にとっても学ぶことの多い1年でした。休み時間に「もっと学びたい」と、それこそ休みではなんです、仲間同士で情報交換をしたり教え合ったり、そういう勉強を続ける生徒の姿は、学ぶことの尊さ、本質を肌で感じる毎日であったと教職員から聞いています。夜間だけではなく昼間部の生徒にも良い影響があると聞いております。
その反面、課題も見えてきました。2点あります。1つは日本語指導を必要とする方への指導です。学習歴や日本語能力などさまざまな生徒がおられるため、教員が研修や授業研究など、日々試行錯誤しながら進めています。今後、人事異動で職員が変わっても、持続可能な日本語指導のありかたを現在模索しております。
もう一つは他市町との連携です。生徒一人ひとり置かれている状況は様々です。居住市町で福祉や医療などの支援を受けておられる方もおられます。一人ひとりの学びたいという思いを大切にするために、他市町関係各課との連携はより密にしていきたいということを聞いております。
記者E:
他市町との連携というのは、例えばどのような案件があるのでしょうか。
市長:
例えば通学についてどのように通学するのか。お金の問題であったりとか、そういったことについては学校の中で解決することはできませんので、やはりその人の在住する市町福祉関係の方との連携だとか、そういったことも丁寧に進めているということです。
記者E:
ありがとうございました。
市長:
ありがとうございます。各社からも取材に来ていただき、たいへん丁寧に取材をしていただいて、何より生徒さんにとって、そして教職員にとって励みになっているという声を聞いております。ありがとうございます。
司会:
ほかご質問ございますでしょうか。それでは5月度の定例記者会見を閉じます。ありがとうございました。
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